管理の甘さ

先週の金曜日のこと

シェアハウスに引っ越てきて初日、財布から現金600ドル(日本円で5万円ほど)が盗まれた

ルームメイトも650ドルという大金を盗まれた

1週間家がなかったため、荷物だけ一足早くその家に置かせてもらってたが、まさかこんなことになるとは…

そこにあったカードやパソコン、ギター、i Pad等の貴重品は盗まれることなく、現金のみが盗まれた

 

確実に内部の犯行だと自分たちは推測してる

 

でもそうなると、一番最悪な状況になる

なぜなら、今まで仲良くしてきた友達を疑わなければいけなくなるから

 

そして、自分らは韓国人の男の子に焦点を当てた

でも、誰もその人を望んで疑ってたわけではない

 

その人はすごく落ち着いた性格で、自分が辛かった時も、何度も隣に座って励ましてくれた

本音を言えば、彼を疑うくらいなら600ドルを諦めた方がましだったかもしれない

 

結局、彼は二度も僕らと話す機会を設けてくれた

彼自身の話も話してくれたし、僕らの話も親身になって聞いてくれた

 

改めて彼が自分と話したいと言って、家に来た時に彼はこんなことを言っていた

 

「君が被害者なのはわかってるけど、最初から疑ってかかるのは良くないよ。まずは、細かい事情と自分の主張を話した上で、質問をしてくれないと…僕もわからないよ」

 

この言葉を聞いた時、すごく突き刺さった

 

洗脳されたかのように、彼を犯人だと思い込み、強く責めてしまったことをすごく反省してる

 

結局、誰がやったのかわからないまま時間が過ぎそう…

 

今回のことで、貴重品の管理は徹底するようになったし、いい意味でも悪い意味でも一つの経験値として自分のものになった気がする

 

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ヒッチハイクまたやりたいなー。

ちなみに前回は交通係員に警告を出され、途中でリタイアしました。

2018

2018年は19年間で一番刺激の多い1年だった。

 

バイトを始めて、自分でお金を稼ぐようになったり

高校を卒業して、フリーターとして生活したり

指導者として、サッカーを教えたり

日本を旅したり、免許を取ったり………

 

その中でも1番大きかった変化は、オーストリアにワーホリしに来たこと

 

今まで経験したことのないことばかりだった

 

失ったものも得たものも多かった2018年だった

 

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すべきこと

語学学校を卒業してから、家がなかったり仕事が見つからなかったり…

落ち着かない生活を1週間ちょっと過ごしてたけど

今になって少し後悔してる

もっとできることはたくさんあったと思う

 

1日24時間っていう時間を

どう使うかでその日の価値は全然違うし、詰める経験値ももちろん違うと思う

 

仕事がなくてもやるべきことは必ずある

 

にも関わらず、家や仕事がないのを言い訳にダラダラしていた

 

もっと自分のことをマネジメントしないとダメだな…って思った

 

できる人は、スケジュールを立てなくても’’今すべきことを判断して、決断できる’’と思うけど、今の自分にはそれができない

 

なぜなら、’’すべきことよりも、やりたいことを優先してしまう’’から

 

簡単な方に自分のコンフォートゾーンを見つけようとしている自分に、そろそろ危機感を感じてきた

 

どんなに大きな壁があっても、どんなに辛くても、乗り越えるべきものはたくさんあるから、目の前の状況に背を向けないようにしていきたい

 

’’すべきことに背を向けて、やりたいことだけを楽しむ’’

 

ことしかしてこなかった自分ではなく

 

’’やりたいことよりも、すべきことに正面から向き合える’’

 

そんな自分に変えていきたい

 

今すべきことを判断し、決断し、行動できる人になりたい

 

 

 

とある家の壁に飾ってた言葉…… 

''When I grow up I want to be me''  

この言葉を自信持って言える時が来るといいなー

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簡単でわかりやすい言葉だけど、自分にとってはすごく深い言葉だと思いました

 

 

 

 

恩返し。

ブリスベン郊外で1時間くらいヒッチハイクを試みていた時

1人の男性が声をかけてくれた。

彼の名前はデイヴィッド。

南スーダンで生まれ育ち、5年前に大学生としてオーストラリアのブリスベンに移住してきた。

彼はわざわざ家まで車を取りに行き、僕らのことを乗せてくれた。

20分ほどの道のりだったが、彼は快く受け入れてくれた。

 

そして、ブリスベンの中心地に着いた時、彼がこんなことを言っていた。

「僕はアフリカから移住してきて、色々な困難があった。

 黒人、訛り、若さ。

 でもその時にいろんな人が助けてくれたおかげで、乗り越えることができた。

 だからこそ、僕にとって困ってる人を助けるのは喜びなんだ。そして、そうすること

 が僕にとって唯一の恩返しなんだ。」

 

当たり前のことかもしれないが、彼の言葉にはすごく説得力があった。

 

人から受けた恩恵を、その人の返すことだけが’’恩返し’’ではないということを改めて知った。

 

彼との出会いは僕らにとってかけがいのないものになった。

 

これからは、誰かに何かを与えられる存在になりたいと思う。

 

別れももちろんそうだが、出会いも突然訪れることを

今回のヒッチハイクで体験することができた。

 

デイヴィッドの運転はマジでうまかった!

マニュアル車だったのに、めちゃくちゃ乗り心地良かった…。

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ちなみにヒッチハイクは違法です。

僕らも交通係員に注意されました……笑笑

 

 

 

思考がもたらす変化。

何かに熱中してる人ってすごく素敵だと思う。

 

四六時中音楽のことを考えてる人。

四六時中サーフィンのことを考えてる人。

四六時中仕事のことを考えてる人。

 

他のことを忘れるほど

一つのことに熱中できることは

素晴らしい ’’才能’’ だと思う。

 

一途に思うこと、何かに熱中することは

必ず何か大切なものをもたらしてくれると思う。

 

あるサッカー強豪校の監督の言葉の中に

こんな言葉がある。

 

「みんなは優勝できなかったし目標に達することもなかった。

でも下を向くな。だからと言って無理に上を見る必要もない。

ゆっくり振り返って自分たちが歩んできた道を振り返れ。

そこにみんなの答えがあるはずだ。」

 

彼は若い頃によく’’綺麗な景色’’を求めて登山をしていた。

だが、ある時長い道のりを乗り越えた末に見えたのは

真っ白の雲に覆われたものだった。

 

その時、彼は一番大事なものについて考えたそうだ。

それは、’’結果は必ずしもついては来ないということ’’

そして、’’向くべきなのは下でも上でもなく、歩んできた足跡であるということ’’

 

’’結果より内容’’という言葉はよく聞くが

 

彼の言葉の説得力はすごいものだった。

 

何かに熱中するということは、目的や目標、人それぞれのゴールがあると思う。

でもその目標や目指していたゴールに至らなかった時、どういった考え方をするかで歩んできた価値が変わると思う。

 

結果を求めれば求めるほど、結果が伴わなかった時の代償は大きいものだけど

考え方次第で乗り越えることができることを教わった。

 

 

北海道のひまわり畑。

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何かに行き詰まった時に見るヒマワリ畑は最高だった〜

 

 

世界共通

文化・言語・宗教・教育・生活習慣・・・

この世界には国や地域によって特有なものが多々存在する。

反対に、音楽やスポーツ、ダンスなど、少なからず共通なものも存在する。

そんな中、オーストラリアに来て一番感じた ’’世界共通’’ についてシェアしようと思う。

 

「人の温かさ」

 

1ヶ月前、交通事故で大切な友達を亡くした。

彼は自分にとって欠かせない存在であり、欠けては生きていけないほどの存在だった。

それだけ大切なものを失う恐怖を知らなかった自分は、正直何も考えられなかった。

生まれて初めて目の前が真っ白になった。

一人になるのが怖かったから、誰かと一緒にいたいがために学校に向かった。

学校に着くと、友達のイタリア人が声をかけてくれた。彼女の名前はエレナ。

"Hi Tomo, how's it going?"

自分は何も答えられなかった。

彼女は続けて、

”What happened? You look so depressed”

どうしていいのかわからないまま、事情を淡々と話した。

すると彼女は、黙ったままハグをしてくれた。

"Tomo, I'm sorry. We are all on your side and I'm always here for you. "

彼女は涙をこらえながら耳元で囁いてくれた。

そのあとも先生や他の友達に事情を話した。

みんなハグしてくれて、心の底から温もりを感じた。

国籍も人種も言語も関係ない。

なぜなら、ハグするだけで温もりは感じられたから。

 

話を聞いてくれた人。

一緒に泣いてくれた人。

前向きになれる話をしてくれた人。

隣に座って居場所を作ってくれた人。

沈黙を作って考えさせてくれた人。

泣き止むまで胸を貸してくれた人。

考えすぎないようにって笑わせてくれた人。

 

そこに言語の壁なんてなかったし、文化の違いもなかった。

というより、感じなかった。

 

みんな温かかった。

 

多くの国から人が集まる語学学校で、こんな体験ができたことを幸せに感じています。

 

 ’’世界共通’’ という一言で表すことを正しいとは思わないが、言語や文化、国籍を感じさせない

 

「人」と「人」の関わりを感じることができた。

 

 

いろんなことを考えながら海と山と夕日を見れるNoosa[ヌーサ]にも感謝。

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日本人の存在。

オーストラリアに来て4ヶ月。

考え方や心に一番変化をもたらしてくれたのは日本人だった。

これに関しては賛否両論が必ずあると思う。

 

 

「それなら日本国内でもできるんじゃない?」

「英語を勉強しに行ってるのになんで日本人なの?」

「もっといろんな国の人と交流したほうがいいよ」

 

 

・・・というように、色々な疑問や反対意見がある。 

確かに、そういった意見も正しいと思う。

ただ、ここで自分が言いたいのはそういうことじゃない。

 

国籍や言語が同じでも、歩んできた道や残してきた足跡の数は人それぞれ違う。

’’十人十色’’という言葉が表すように、その全てに意味があり、それぞれの良さがある。

 

高校を卒業し大学に籍を置くこともなく、社会に揉まれることもないまま、海外渡航に挑戦した自分にはたくさんの悩みがあった。

 

そんな時、その全てにヒントを与えてくれたのは日本人の仲間だった。

年齢や職業は違えど、’’英語を学ぶ’’という共通目的を持っていることから、自分自身も常に聞く耳を持つことができている。

 

仕事や政治、語学、人間性、将来の夢・・・・

 

色々な話題が飛び交うが、その全てに意味を植え付けながら話を展開するととても面白いことに気づいた。

そういった話の聞き方ができるようになったのも、こっちの日本人と会話をするようになってからだ。

’’英語を学びに来た自分’’にとって、’’日本人との関わり’’は不必要なものだと思っていたが、それは大きな間違いだった。

 

今、自分にとって海外留学とは単なる語学勉強ではなく、人生を学ぶための大きな舞台になりつつある。

 

もちろん自分がこういった考えをする理由の一つに ’’英語力の未熟さ’’ があると思う。

これからも学び続けるためには、’’英語力の向上’’が必要になってくる。

 

様々な文化や習慣、言語にこれからも触れ続け、国境を超えた密な情報交換をできる日を夢見ながら、語学を通して学び続けたいと思う。

 

 

色々な話をしながら、夢を語れる仲間はこれからも大事にしていこう。

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この写真はいつもの憩いの場です。

通称 ’’ Chill Zone’’

自分に ’’居場所’’ を作ってくれた仲間に感謝しています。