日本人の存在。
オーストラリアに来て4ヶ月。
考え方や心に一番変化をもたらしてくれたのは日本人だった。
これに関しては賛否両論が必ずあると思う。
「それなら日本国内でもできるんじゃない?」
「英語を勉強しに行ってるのになんで日本人なの?」
「もっといろんな国の人と交流したほうがいいよ」
・・・というように、色々な疑問や反対意見がある。
確かに、そういった意見も正しいと思う。
ただ、ここで自分が言いたいのはそういうことじゃない。
国籍や言語が同じでも、歩んできた道や残してきた足跡の数は人それぞれ違う。
’’十人十色’’という言葉が表すように、その全てに意味があり、それぞれの良さがある。
高校を卒業し大学に籍を置くこともなく、社会に揉まれることもないまま、海外渡航に挑戦した自分にはたくさんの悩みがあった。
そんな時、その全てにヒントを与えてくれたのは日本人の仲間だった。
年齢や職業は違えど、’’英語を学ぶ’’という共通目的を持っていることから、自分自身も常に聞く耳を持つことができている。
仕事や政治、語学、人間性、将来の夢・・・・
色々な話題が飛び交うが、その全てに意味を植え付けながら話を展開するととても面白いことに気づいた。
そういった話の聞き方ができるようになったのも、こっちの日本人と会話をするようになってからだ。
’’英語を学びに来た自分’’にとって、’’日本人との関わり’’は不必要なものだと思っていたが、それは大きな間違いだった。
今、自分にとって海外留学とは単なる語学勉強ではなく、人生を学ぶための大きな舞台になりつつある。
もちろん自分がこういった考えをする理由の一つに ’’英語力の未熟さ’’ があると思う。
これからも学び続けるためには、’’英語力の向上’’が必要になってくる。
様々な文化や習慣、言語にこれからも触れ続け、国境を超えた密な情報交換をできる日を夢見ながら、語学を通して学び続けたいと思う。
色々な話をしながら、夢を語れる仲間はこれからも大事にしていこう。
この写真はいつもの憩いの場です。
通称 ’’ Chill Zone’’
自分に ’’居場所’’ を作ってくれた仲間に感謝しています。